小田と国際アマチュアペア碁選手権関東ブロック予選に出場してきました。
昨年は世界大会で準優勝でした。
今年こそは優勝を目指すぞと意気込んだ本大会。
予選は全勝で通過だ!
まずは抽選。
私は安定感のある引きで、一回戦は若手強豪をゲット・・・。
自分の中では本大会で一番嫌なペアではないだろうか・・・。
まぁ、そうは言ってても負けるわけにはいかない。
我々は昨年、世界第二位なのだから。
早速、対局開始。
「序盤」 うん、調子は悪くないぞ・・・。
「中盤」 うん?なんだか流れが悪いぞ・・・。
「終盤」 だめぽー。
ということで昨年の世界第二位は一回戦で敗れました。
優勝がなくなった今、次に目指すは裏街道の3位入賞(世界戦出場枠)だ。
スイスシステムなので、残りを全勝すれば3位までなら可能性はあり得る。(実際はかなり低い)
二回戦・・・・勝ち。
三回戦・・・・勝ち。
四回戦・・・・一番早い終局並みのスピードで勝ち。
終局直後に
小田「入賞の目はなさそうだからもう帰ろう」
永代「まだ分からない。ちょっと見てくる」
成績表を見つめた。
私は本日で一番、頭を使ったかもしれない。
ここで最善の図が見えた!(シャイニングロード!)
6局ほど都合の良いようにコントロールすれば、3位入賞はある!!!(単純計算で2%弱)
ここで各対局の形勢判断。
3局ほど見回った時点で全てが自分の思う展開に!(いける!)
○○ペアが勝利の報告!(よし!あと2組!)
もう一つを形勢判断。(これもいけそうだ!)
そして、人だかりができている全勝同士の決勝を残すのみ。
大沢摩耶さん、土棟さんペアが勝利で優勝の報告!!
永代「やった!!!」 (ガッツポーズ!)
まさかの奇跡の三位入賞!!!
小田「いやいや。」
小田「勝ってほしいのは逆でしょ。」
何を勘違いしたのか分からなかったが、私は勘違いをしていた。
大沢ペアが負けていれば、我々は3位入賞だったのだ・・・・。
もう、決勝の結果はどうでもいいからそうあってほしいと希望的観測だったのかもしれない。
永代「でも、これで3位同士で勝ち星も対戦相手のポイントも並んだ。あとは対戦相手の対戦相手のポイント勝負だ!」
永代「結果は出ましたか?」
スタッフに訪ねた。
スタッフ 「印刷しますね」
ジージージー。(印刷)
永代 「9番が3位!」
やった!!!
胸元の番号を見る。
永代 「6番・・・」
数字が反対だよ・・・。
ということで最後の最後まで半目勝負に敗れてペア戦は終了しました。